わけ分かんないですよね。
でも、これ本当に起こったことなんです。
ことのてんまつを話します。
自閉症の次男坊がたいやきをレンジであたためていたんです。
すでに解凍された冷凍のたいやきを約2分間も。
これはあとから聞いた話なのですが、たい焼きは火を噴いていたそうです。
あわてた次男坊、きっとこう思ったのでしょう。
「なかったことにしなければ・・・!!」
直球に生きる次男坊は、思いのまま行動したのです。
火の吹いたたいやきをゴミ箱にほうむりさり、全て解決したつもりだったのでしょう。
部屋に広がる黄色いけむりのなかゲームをして過ごすのでした。
異変に気付いたのは同じ部屋にいた長男坊です。
長男坊「お前なにかした?」
次男坊「いや、大丈夫だよ」
次男坊は黙っていてもこいつは黙ってくれない、そう火災報知器です。
「うーーーー!火事です!火事です!」
いや、こいつがなかったらとんでもないことになっていたかもしれない。
あわてて部屋に飛び込んだのが、私シングル父です。
父「なにこれ?なにがあったん?」
次男坊「いや、なんにもないよ」
次男坊はなかったことにする作戦に出た・・!!
しかし、部屋にたちこめるけむりまで消せていないことに気づかないのがおそろしい。
長男坊「次男がなーたいやき焦がしたんよ。」
いや、焦がしたレベルじゃない煙の広がりかた・・・。
部屋のなかに黄色い雲ができているのです。
すぐさま父はレンジを見ました。
煙は出ていない。
どこだ・・・?
おや?
ゴミ箱からけむりが・・・?
がばっとあけたところ、もわっと煙が噴き出しました!
あわててコップの水をゴミ箱にかけます。
ゴミ箱が溶けるほどの炎ではなく、煙もすぐにおさまりました。
助かりました。
僕がいなければ火災になっていたのではないかと心配になります。
今年で小学校6年生です。
レンジの使い方はなんども教えているのですが・・・。
皆さん、自閉症児と電子レンジの相性の悪さにはお気をつけください。
今回は、おかげさまでブログのネタになりました。
将来大きくなってもこのネタでいじってやるんだ・・・!
たい焼きで火事を起こした男として。
そして、たちこめる煙のなか「大丈夫、心配するな」と謎のイケてる男を演じていたことを。
60年後までいじってやる・・・!とキーボードをたたきながら誓う父でした。
次男坊いいネタをありがとう。

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